第1子、予定日超過で緊急帝王切開。後に双子を妊娠して超ハイリスク帝王切開をした話
帝王切開の種類と術後の経過【多胎と単胎の違い】
こんばんは! みーこです♪
子供ちゃんが3人の為、毎日深夜しかブログいじれないー💦
題名にもある通り・・・少し特殊な出産を経験したので、記録に残そうと思います。
長男ユウさん 2014年1月生まれ
私のつわりの一切ないマタニティハイな食べ過ぎによって、体重が大幅に増えたこと以外はいたって順調な妊娠期間は、「もうそろそろ過期産になるよー」という医師の言葉によって終わりを迎える事になりました。
いや、念のためお伝えしますが太り過ぎは順調な経過ではありません・・・。
出産予定日は妊娠40週の事をさします。
よく40w3Dとか表記しますが、これはW(ウィーク/週数)D(デイ/日にち)の事です。
私の場合、41週目になる前に管理入院が始まりました。
【過期産はどんな病気?】
過期産とは、妊娠満42週を過ぎての出産になります。分娩予定日を2週間以上過ぎての出産になるため、胎盤機能の低下や胎児に危険が起こる可能性が高くなります。また、妊娠期間が長くなることで過熟児となってしまう可能性があり、子宮内で成長し過ぎて胎児仮死を起こしやすくなります。そのため、難産や分娩時外傷の原因になる恐れもあります。
過期産の症状,原因と治療の病院を探す | 病院検索・名医検索【ホスピタ】
子宮口を広げる(陣痛を人工的におこす)飲み薬、点滴、ラミナリア等の処置にも負けず、一向に出てこない息子ユウさん。
結局、前駆陣痛くらいしか感じる事なく緊急手術が決まりました。
※この時、陣痛はなくても処置はかなり痛みがあります。(個人差あり)
帝王切開の種類
私は分娩停止が理由で緊急手術でした。
急ぐとのことで、選択の余地はなく縦切開になりました。
※縦に皮膚を切開すると5分程早く赤ちゃんを出せるそうです。
生まれた息子を看護師さんが顔の近くに連れて来てくれたのですが、直後に「先生・・・うで何なんですか?」と言いすぐに息子を抱えて消え去るw
母はコンタクトを外されており状況把握ならず(笑)
後に分かった事ですが、息子ユウさんは先天性色素性母斑と言う病気でした。
日本形成外科学会 > 会員の方へ > 形成外科で扱う疾患 > 母斑、血管腫、良性腫瘍 > 色素性母斑
この手術については別記事で説明します。
カイザー(帝王切開)は通常通り終わり、ユウさんと帰宅。5年間の3人暮らしのスタートとなるのでした(*´ω`*)
次男、三男 双子あっくん&ひなたん 2019年7月生まれ
ユウさんが誕生して数年・・・もう一人、兄弟が欲しいなぁーと思いつつもなぜか二人目不妊のまま月日が過ぎました。
2017年~2018年12月の一年以上、クリニックでタイミングとホルモン注射の治療を進めた結果、双子を妊娠。ハイリスクとのことで近所の大学病院へ紹介されました。
その後、三男に障がいがある事がエコーで疑われ、都立病院~別の大学病院へと転院が続く事になるのでした。 転院3回・・・(´・ω・`)
私の双子は二卵性といって、排卵が2個のパターンでした。(排卵促進剤の影響)
膜性診断はDD双胎、二絨毛膜二羊膜・・・つまりは胎盤も胎児を包む袋も二つある。
このタイプは双胎の種類の中で約70%と多いものだそうです。
詳しくはこちらのホームページへ ↓
私の場合、膜性は安全な部類だったのですが、前回も帝王切開後の双子妊娠という事でかなりのハイリスク妊婦となったのでした。
予定日よりも一ヶ月早い35wで管理入院を開始、36wで予定帝王切開!
※ちなみにこの時は横に皮膚を切開しました。
三男は開放性二分脊椎で生まれたので、すぐに脳神経外科の緊急手術へ。
前回の癒着などからの出血や、双子を妊娠して大きくなりすぎた子宮の収縮が遅く、2,400㎖と多めの出血になったらしいです。
硬膜外麻酔のため意識はあったのですが、途中貧血で吐きそう&呼吸しずらくなり、かなり怖かったです。
なんとか病室へ戻ってからも酷い貧血のせいか、眩暈や息苦しさがありました。
鉄剤を点滴し続けるも、サチュレーション(酸素飽和度)は安定せず・・・。
サチュレーションは指に挟むクリップの様なもので測定していて、体がどれだけ酸素を取り込めているかを測っています。
通常は96~99%なのに対し、私は87~93をうろうろしていました。
アラームが鳴りっぱなしだし、鼻に酸素チューブを入れられたのが逆に苦しくて殆ど眠ることが出来ませんでした。
肺に水が溜まったらしく、病室にレントゲンや心電図モニターが運ばれてきたときはとても驚きましたし、色々体を触られる度にカイザーの傷が激痛という大惨事に(;^ω^)
そうしてやっと立ち上がる事が出来た2日目からは、NICUにいる双子ちゃんへ初乳を届ける任務が待っているのでした・・・。
以上、私のちょっと?珍しい出産話でした。
ではまた~(≧▽≦)